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パテシノワ−Pate chinos ケベックの料理に興味を持った方は、また持っていなくてもモントリオールにいた事のある方はその名を目や耳にした事がありませんか?ある、と言っても具体的にパッとイメージしにくいですね。英語で言うならばチャイニーズ タルト。(いやいや、実際はShepard pie )おー、益々分からなくなっていくではありませんか。ここが好きなのです。この名前からは料理そのものが想像しにくい、という点が大いに気に入いっているのです。名前からは想像しにくい、でもケベックの人なら大抵は知っているこの料理。私はケベック料理と言ったら、この名を挙げます。きっとケベッコワは嫌がりますがね。なぜって私の身内は「なんでパテシノワが真っ先に挙がる訳〜?!」と少し屈辱的な感さえ醸し出していたのですから…。「もっといいのあるでしょうに」と付け加えていましたし。私の夫にこれに合うワインはなんでしょう?と聞いたら黙りこくっていました。しばらくして口を開き言った名前は「ペプシ?」(冗談です、何を飲むかなんて考えたこともないらしい。)パテシノワはそれ程ケベックの人には身近であり、長年親しんできた味なのです。あまりに身近過ぎて、また作るのもとても簡単なので、こういう評価がでてくるのでしょう。味もいたってシンプルです。 昔中国人はカナダ大陸横断鉄道を作るにあたって、大変重要な労働力であったのですが、その彼らの労働力を支えてきた食べ物がパテシノワであったというのが言われになるのでしょうか。野菜と肉を一緒にしかも簡単な調理方法で取ることが可能であったこと。何より材料費が掛からない上、腹持ちがいいという理由から大変好まれたのです。 じゃがいも(中 6〜7個)・バター(カップ1/4)・牛乳(カップ1/4)・牛ひき肉(約500g)・コーンの缶詰(1缶)・グリーンピースの缶詰(1缶)・パプリカの粉(少々)・塩、コショウ(適宜) まずはマッシュポテトにかかります。割と時間がかかるので、茹でている間に他の準備をします。カナダはじゃがいもが美味なので、是非インスタントではなくご自分で作ってみてください。サイドディッシュとしても後々使えますよ。中くらいのじゃがいもの皮を剥き、半分に切る。鍋にじゃがいもを入れ、その上から水をたっぷり注ぎ塩をひとつまみ入れる。そこから30〜40分、すっかり柔らかくなるまで茹でる。(マッシュするので、そのまま食べる時よりももっと柔らかく。) 小さめの玉葱をみじん切りにし、大匙1の油で炒める。透明になったらそこへ牛肉約500gを入れて炒める。後でまた加熱しますので、炒めすぎない様に気をつけてください。炒めたらお皿に上げておく。コーンとグリーンピースの缶詰は蓋を空けておく。 茹でたじゃがいもをマッシュポテトへ。まずマッシャー(ない場合はすりこぎでも、なんでも代用OK)でじゃがいもを潰します。バター(好みでマーガリンでも)カップ1/4を入れて滑らかになるように力を入れて潰しつつ、かき混ぜる。混ざったら胡椒一つまみと牛乳カップ1/4強を入れてバターと同じ要領でまぜる。 オーブンを180度に温めます。耐熱容器にひき肉と玉葱を炒めたものをいれ、コーン、グリーンピース、マッシュドポテトを重ねていきます。ポテトをならしたら、粉末のパプリカを散らします。温めたオーブンに入れて20分したら出来上がり。フライ返し等でお皿に取り分け、食します。崩しながら食べても、ぐちゃぐちゃに混ぜても、ケチャップを付けてもよし、です。 |
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料理・文章:麻生 協力:Maman Gisele |
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