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今回はこのセンターの設立者の一人であり、ディレクターでもあるCaroline Andrieuxさんとのインタビューを中心に、先月12日にオープンしたFoundryに於ける二つの展示の様子も皆さんにお届けしたいと思います。 --- フランス出身だそうですが、そもそもモントリオールに来られたきっかけは何ですか? 「今はもう取り壊されてしまいましたが、l'Hopital Éphémèreと言う歴史的廃墟を修築して作ったアートセンターを90年代からパリでやってたんです。それを知ったケベックのMinistère de la Cultureが1992年に『モントリーオールには山ほど廃墟があるから何かやってみないか』と、招待を受けてこの街を訪れたのが始まりです。実はそれまでモントリオールが地図上でどこにあるのか、何語が話されているのかすら知りませんでした!(笑)」
--- それでは、ここへ来てからどうやって現在の建物Darling Foundryを見つけたんですか?例えば、歩き回ってるうちに『ここだ!』と閃いたとか? --- 確かに今の大きい方のギャラリーは、元の鋳造場の歴史を感じさせつつもスケールの大きい独特な空間に生まれ変わっていますね。でも、もともと廃墟をアートセンターに変えようと最初に思い付いたきっかけは何だったんですか? 「学生時代からの友人達にアーティストが多くて、友人達から『発表する場所が数限られてる為になかなかチャンスが巡って来ない』と言うような悩みをいつも聞いてきました。そうこうしているうちに、私自身も普通の美術館や白壁に囲まれたギャラリーじゃなく、もっと前衛的なalternative spaceで、しかももっとアンダーグラウンドという形で新しい才能を手助け出来る方法は無いかと思うようになったのが始まりです。」 --- なるほど。だからこそ、ここに有る2つの展示室のうち小さい方を本当に若手専用に提供し、大きい方のギャラリーを経験豊かなアーティストのin-situプロジェクト専用にしているのですね。
「その通りです。『若手アーティストが第一歩を踏み出す手伝いが出来たら・・・』と言う私達の心からの願いと、経験豊富なアーティストに普通のギャラリーには無い空間で、良い意味でのチャレンジを与えたいという考えからです。」 「今後の抱負ねぇ……この質問にちゃんと応えるには1年位かかりそうね(笑)」 --- え?!それはまた長いですね!(笑) 「ここ10年間このセンターを運営して、当初の目的はもうすでに達成したと言っても過言ではないので・・・・。でも、強いて言うならば今迄の活動を維持していく事と、アーティストに助成金なども出せる様な組織に成長して行きたいと思っています。」
さて、気になる展示の方はと言うと・・・ | |||||||||||||||
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文/Text:畑山理沙/Risa Hatayama Installation photos: Guy L'Heureux | |||||||||||||||
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