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メトロのベリーウカムから歩いて5分ほどの場所にある。店の周りはバーやカフェなどが建ち並ぶ昼夜いつでも人通りの多い界隈だ。店内は朱色のタピで装飾してあり異国のムードが漂い思わず外の喧噪を忘れさせる。席に着くとジャスミンティーが出てきた。中華街のレストランのようだ。
前菜に頼んだチョール$2.75はブルーチーズのクリームスープ。クリームと言うよりはお粥っぽい味でブルーチーズの臭みが薄く癖がない。チーズの緑色の部分があちこちに浮かんでいて見た目がきれいだ。メインにコンポポーク$8.55という下味の付いたポークにホームメイドソースがかかったものを頼んだ。ご飯かティンモ(具のない蒸しパン)が付く。さっぱりしたソースのかかったポークはちょっと噛み応えがあるが味はいい。ティンモは辛口のトマトソースがついてくる。見た目はたいしたことないのだが蒸し器から出てきたばかりのほかほかで、ほんわり甘みのある生地はどんな味にもうまく混ざり合う。 イェチミールというセットメニュー$12.85はスープが選べてメインにビーフモモ、チーズモモ、ラサチキン(チキンの煮込み)、チョコカサ(ポテトのスパイシーハーブ和え)それにご飯かティンモ、ヌードルが選べ、デザートとコーヒーか紅茶が付いていて色々試せてお得だ。ラサチキンはスパイスがいっぱい入っていて印度料理を思わせる味つけだ。油っぽくなくさっぱりしていて肉にはしっかり味が付いている。ビーフモモは厚みのある餃子の皮の中に牛肉が入っていて、中華街で食べるのとあまり変わりがない。テーブルに備え付けの醤油はこのためだろうか?チーズモモは二つに割るとチーズのレイヤーがおしゃれだ。味は具なしのよりも甘い気がするが、たいした違いはない。全体的にあっさり味だが、いろんなスパイスや肉汁の旨味などで食べ応えがある。ソース類とモモの相性は抜群でこれだけでも満足出来るほどだ。デザートにはフルーツのクリーム和え。シンプルな組み合わせだが意外に美味しい。ただチベットでこういうものを食べているかどうかは疑問だ。 中華、印度料理の影響を受けたチベット料理は日本人にとって大きな驚きはないが、違和感なく受け入れられる味ではないかと思う。又この店は夏には静かで落ち着いたムードで食事が出来るテラスが有名だそうだ。 | |||||||
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Chez Gatsé(チベット料理) 317 Ontario Est (514) 985-2494
月〜木・日:17:00〜22:00 金土:17:00〜22:30 | |||||||
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取材・文:坂井 桂子 | |||||||
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